配水管網解析システム NWnetGeo
管網解析システムを用いて、日常の配水管理や管路整備計画などを支援します。
各種の解析機能により、水運用や配水ブロック化、直結給水などの検討業務を多面的に支援します。
概要
NWnetGeo は基本ソフトウェア GeoConcept の汎用性や高機能性をそのまま利用し、配水管網解析の専用機能を付加したパッケージソフトウェアです。
ベースソフトウェアである GeoConcept は新世代の地理地図情報システムであり、地図をベースとして、さまざまな情報を解析・表示することが可能です。県全域に渡るデータや数十万に及ぶ管路データも PC で軽快に取り扱えるようにソフト設計されています。
NWnetGeo においては管路整備計画や管網再編成計画など各種のケーススタディを容易に検討可能としており、管網解析データから高速に情報を引き出し、多角的な視点からの分析とシミュレーションを可能とすることで意思決定を支援します。
ソフトウェア単体で管網解析業務に活用することはもちろん、弊社の提供する管路情報管理システム「geoworld」等からは管網解析用データを自動的に生成・連携することが可能です。
基本操作
NWnetGeo の操作のほとんどはマウスひとつで容易に行えます。
地図の拡大・縮小、移動の操作もマウス操作で自在に行えます。表示については施設やその施設の構成要素(管路ライン・注記)単位で細かく制御することが可能であり、属性や縮尺に応じた表示制御も可能です。
施設データ操作
管路データ整備は、普段使用している配管図をシステム画面に表示して、マウスによる入力が可能です。
地形図として、スキャナで取り込んだ任意のラスターや、市販されているラスター、ベクトル地形図などほとんどのデータを取り込み可能です「マップル」「ダイケイマップ」「Z-map」「PAREA」「GISMAP」「数値地図」など)。また、ラスター・ベクトル地形図の混在も可能です。
なお、GIS で管路情報を整備した場合は、GIS から自動的に管網解析モデルを直接作成することができます。
データ編集・構築は、標準的なメニューによる操作とともに、編集ルールの適用により誤ったデータの入力を防ぎます。
空間検索機能を用いることで、「A 配水系統に含まれる配水管」や「各検針区域に含まれる使用者情報」などを検索し、また検索結果から延長や水量の集計を行うことも容易です。
解析条件整備
解析作業に必要となる水量や地盤高などのデータは、施設管理システムからの連携はもちろん、標高データベースや町丁・検針水量、大口水量などのデータを管理し、検討に応じたデータ設定をきめ細やかに行なうことができます。
解析操作
水理解析に加え滞留時間や残留塩素濃度解析を備え、安全な水の安定給水を検討することができます。
水理解析の節点・管路数の制限は特に無く、実績では30万節点・45万管路以上を解析しています。水位や水量などの設定は、条件に適した施設の配置(複数混在可能)により再現します。
主な施設として「水位固定配水池」「水量固定配水池」「調整池(中継池)」「ポンプ場(中継池)」「増・減圧幅一定施設」「二次圧一定増・減圧施設」「バルブ(制御弁、仕切弁)」「逆止弁」を用意しています。
解析結果操作
解析結果による節点や管路などの色分け表示はもちろん、境界段彩によりメッシュや町丁など面の色分けを行ない、節点の有効水頭の分布状況や町丁別使用水量などを容易に把握することができます。
水位縦断図により送配水の可能性や管路の危険(過水圧)箇所などを把握します。解析結果比較機能により、例えば通常時の水の流れと工事や断水時などの水の流れを比較して、流向の変化箇所や流量、水圧などの水理的な変化を把握することにより濁水などの危険性のある箇所の判断を支援します。
ネットワーク検索機能では、水の流れを考慮した管路路線検索により「動水勾配が最大の路線」や「全流域の検索」などといった流路の検索を行ない、管路計画や現況分析等を支援します。
サポート
操作マニュアルや操作説明などの基本サポートはもちろん用意しておりますが、管網解析を業務に効果的に活用するためには、多くの場合、豊富な経験と知識を必要とします。
ジオプランでは、お客様の業務に適したシステム活用方法を提案させて頂くとともに、各種の検討業務に対してもよりよい成果が得られるよう、管網解析も含めて総合的に業務を支援いたします。
