ユーザ事例
導入事例
豊中市水道局 -「水道情報システム」
パッケージ選定にあたっては、本システムの利用者、データが多岐にわたることから、
・多数の端末 PC から実用的な分散データの更新が可能であること
・端末 PC のソフトウエアインストールが不要で、保守性に優れること
・水道管網のようなネットワーク上施設の取扱性に優れること
などを考慮した結果、欧米の電力・通信業界などで大規模運用の実績のある Smallworld を採用した。
アプリケーション開発にあたっては、机上の設計(開発仕様書)だけでは完成した機能の是非が判断し難いことから、一般的な 「設計」 → 「実装」 → 「テスト」 という一連の工程を順次進めるウォーターフォール方式ではなく、「設計」 → 「実装」 → 「レビュー」 → 「修正」 という開発サイクルを繰り返しながら徐々に完成度を高めていく、プロトタイピング方式を採用した。「レビュー」と「修正」を繰り返すことで、完成度の高い機能を実現することができた。
給水工事管理システムと修繕指定システムと本システムと連携を図り、給水業務や修繕業務で発生した情報を GIS ( Smallworld の機能の一部 ) でも利用できるようにしている。また、本システムでは同時に複数の使用者がデータ更新を行う仕組みとして、バージョン管理機能を有している。データベース更新の懸念のひとつであるデータベースのロックを回避できる。そして、入力されたデータを論理的にチェックし、不適合があれば検出して修正するよう促す機能を搭載している。本機能によりデータの入力忘れや誤ったデータの入力を防止するだけでなく、水道施設として不自然なデータの検出も可能である。
(南治孝、水道協会雑誌第854号、平成17年11月より抜粋、一部改変)
